作業現場に於いての作業開始前ツールボックスミーティング(TBM)の様子です。(2023年8月より新しいモデルのヘルメット導入しています。)
作業前ミーティングの風景です。
現場指揮者が服装整正、健康状態、ライセンス等の確認行います。当日の施工内容を工事計画書を基に作業箇所、作業時間、列車監視員の立哨位置等作業全般の安全に関する注意事項の伝達、指示を行います。
作業責任者は作業内容の具体的な指示と作業員への作業役割分担を行います。
作業前ミーティングで説明を受けた作業内容をもとに、予想される危険予知活動(NRA-KY)
を行い危険性を抽出しその危険に対する事故防止対策を決めて実行します。
最後に、決めた事故防止対策の意識統一をするために唱和を行います。
作業用軌陸車で信号ケーブルを延伸する様子です。
踏切装置、信号装置、自動列車停止装置(ATS)などの機器類を動作さすための駆動用電源、制御信号などを送るケーブルを延伸します。
設備によっては1000m以上のケーブルを延伸します。
布設したケーブルをコンクリート製の電線路管に収容している様子です。
信号機の新設工事を行っています。
信号機 機柱新設工事Ⅰ
信号機の新設に伴い取付用の柱を建植しています。
コンクリート製の柱を建植する為、重機を使い掘削します。
過去は、大半人力による作業でしたが、現在は重機使用が可能なところは、
搭載型トラッククレーン、バックホウーを使用しています。
信号機 機柱新設工事Ⅱ
鋼管製の信号機機柱の新設工事です。
設置されたコンクリート製の基礎に搭載型トラッククレーンを使用し、建植します。
過去は、三本又と滑車を使い人力で建植していました。
現在も搭載型トラッククレーン 等の重機が使用出来ない現場は人力で行っています。
ある踏切保安設備の全景です。
列車が接近すると通行者に警報灯の点滅と音で知らせ、しゃ断機を降下させ踏切への進入を止めます。又、人や車が閉じ込められていないか、障害物が無いかを踏切全体にレーザ光を照射し検知しています。非常時には列車に知らせる非常ボタンも設置されています。これらの設備を新設したり、古くなったのを取り替えたりする作業をします。
踏切しゃ断機の取替作業風景
列車が接近すると踏切道を遮断し、通行者の進入を止める踏切しゃ断機は、
踏切設備の中でも最も重要な機器です。
新しい踏切しゃ断機と取替、踏切通行者の安全を確保します。
踏切しゃ断機を固定するためのボルトの締め付けを行います。
踏切しゃ断機を駆動するための電気配線を行っていきます。
踏切しゃ断機本体の据付け完了し、しゃ断棹を取り付けるホルダー部の調整をしています。
しゃ断棹を取付け、しゃ断時の高さの調整等動作確認と試験を行います。
最後に、列車で正常に動作するか試験を行い作業完了となります。
踏切警報灯の取替作業風景
電気転てつ機(列車の進行方向を変える装置)の取替風景です
夜間の列車運行が無くなった時間帯に行います。
信号機器室での配線作業風景
ある駅の信号機器室です。室内は列車安全運行に携わる重要機器類が収納、稼働しています。
室内では、携帯電話、無線機等、電子機器に影響与えるモノの使用は禁じられています。
一人が施工図面を読み上げ一人が配線作業を行っています。
施工図面と照合しながら配線に間違いはないか、配線の状態、機器の取付、
取付ネジの締付けを確認しています。それぞれ1つ1つが重要な働きをしています。
列車運行の信号機器類を制御する頭脳部分が集合している機器室です。
鉄道信号の仕事では、1つ間違えると列車の転覆、追突、衝突の大惨事の事故を起こします。
特に配線作業では常に細心の注意を払い、ミスの無いように施工します。
作業中、作業後に何回ものチェックを行います。3人が1組となり役割を交代し、チェックを行います。
鉄道を支える電気の職人達を紹介します。
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