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社内教育実習紹介

専門知識・技能取得のため社内教育実習を定期的に実施しています。
又、西日本電気システム技術学園による鉄道信号技術技能教育等、入社後専門知識を取得していただく体制を完備しています。

西日本電気システム(株) NESCO 技術学園での教育風景

NESCO技術学園は、大阪府認定の職業訓練校です。
電気の基礎から鉄道電車線科、鉄道信号科の各専門コースが設けられています。
又、公的資格取得のため「電気工事士科」、「電気工事施工管理士科」のコースが設けられています。
写真は、「鉄道信号科基礎技術コース」の受講の様子です。当社より3名が受講しています。

教育設備で 電気転てつ機の取替・調整の実習風景

列車の進行方向は走行するレールを切り替えることで列車の進行方向を変えています。
その装置を転てつ装置と言います。

信号機を制御する電流を、レールに伝える為の導線を溶接する作業実習

溶接資格を取得する為、社内で実習教育を行います。
その後、日本鉄道電気技術協会主催の講習、試験を受け資格取得します。
又、資格取得後も有効期限があり、更新講習と試験を受けなければなりません。

レール絶縁 取付、取替実習

通常のレールとレールの継目には、導線を(レールボンド)溶接して電気的に通電していますが、
信号機等を制御する信号電流は、ある一定区間ごとに区切る必要があります(軌道回路区間)
その箇所のレールとレールの継目に入れる絶縁物をレール絶縁といいます。
その作業の実習をしています。

信号制御機器の配線技能実習風景

列車運行の要である信号制御機器への配線作業は非常に重要である。
正確で確実な配線作業は、(接続端子の挿入・ハンダ付け作業等)少しの予断も許さない。
NESCO技術学園にて教育を受け配線技能資格を取得します。有効期限があり更新講習と試験があります。
資格取得へ向けて練習を行っています
指導者のもと現場に設置される器具箱の配線作業を行っています。

フルハーネス型墜落制止用器具実習風景


2019年2月1日より墜落制止用器具に関する政令等が改正されました。
それに伴う特別教育は2021年1月に全社員終了しています。
改正法令に基づいて製造されたフルハーネス型墜落制止用器具を使い、現場で使用する前の教育をしています。

信号機取付実習

列車運行の要となる信号機の取付実習を行っています。
高所作業となるので、墜落制止用器具を適性に使用し、安全を確保した高所での作業となります。
入社1年未満の社員(高所作業未経験者)には高所での作業を禁じています。

作業用軌陸車両導入に伴い、軌道上(レール上)への載線実習風景

2021年5月より信号工事作業に、労働環境改善と作業効率改善を図るべく、作業用軌陸車両が導入されました。
それに伴って、軌道上(レール上)に載線する実習教育を行っています。

建築限界教育設備

列車が走行するための空間を、見える化した設備です。
列車が安全に走行する、ある一定の定められた空間を建築限界と言います。
この空間には設備の設置や建築物等を造る事は出来ません。
我々、鉄道工事に携わる者は常にこの空間「建築限界」に留意し作業をしなければなりません。
「建築限界」を誤って設備などを設置すると大事故につながります。又、作業中に列車が接近して来た時は、
「建築限界」外に逃げなければ列車に接触し死亡することになります。
鉄道工事従事者にとっては大変重要な空間です。
黄色い外枠が、列車走行する空間「建築限界」を表しています。

安全の基本動作訓練風景

鉄道工事に従事する上最も重要な事は「安全第一」です。
線路内に立ち入る際、必ず行わなければならない「指差確認」の基本動作と列車接近時の待避姿勢の訓練です。
訓練設備で線路立入前の”指差確認”の訓練です。
目標の方向を 「指さし」 「目」 でしっかり指先の方向を見る。指差確認で 進来列車の無いことを確認し、線路内に立入る。

列車接近時の待避訓練 ”片手水平上げ”の訓練です。
指揮者の「列車接近、待避」の号令で待避し、列車進来方向を向き、片手を水平に上げて待避姿勢を保持する。列車通過後は「列車通過ヨシ!」で安全確認する。
線路内立入から列車接近時の「待避」、列車通過後の「再立入」までの安全確認の一連行動です。

列車抑止の訓練風景

線路上で異常事態が発生した時は、携帯用特殊信号発光機で運転手に危険を知らせ列車を止め、事故を防止しなければなりません。
携帯用特殊信号発光機の使い方と合図の方法の訓練です。
携帯用特殊信号発光機を発光させ、列車進来方向に向け掲げます。
携帯用特殊信号発光機を発光させた(電源を入れた)状態です。  
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